不動産売却物語
Vol.040
矢板店

【Y様】父が生きているうちに売却したほうが良いですか。

ご相談の背景

■年代:60代
■職業:非公開

■住まいの地域:宇都宮市
■ご相談の地域:塩谷郡塩谷町
■売却の理由 :相続
■お問合せ方法:電話

ご相談の内容

高齢の父の土地と家の売却について相談したいです。
現在、認知症で施設に入っていて、1年ほど空き家の状態です。
日々管理が大変で売却を検討しています。

税金・手続き等の問題で、父が生きているうちに売却した方が良いのか、それとも亡くなってから売却した方が良いのか。
教えていただきたいです。
わからないことだからと、後手後手となってしまっています。

ご提案した解決策

今回の相談ではお父様の認知状態がどの程度のものなのかによって対応は違ってくるため、その状況を詳しく伺わせていただきました。
その結果、認知症は時々ボーっとする事もありますが、大半は通常の生活を送ることが出来る状態という事でした。早く家に帰りたいという事も時々おっしゃっているとのことでした。
そのことから、売却について委託販売と下取りをご説明したうえで、時間的な事も鑑み、下取りという買取で進めることとなりました。
司法書士による本人確認と売却の意思確認では、お父様の残念な想いはその表情からも汲み取れましたが、ご理解をしてもらい、1カ月という期間で無事売却を完了することが出来ました。

お客様のコメント

この度は買取り、また司法書士の紹介など適切な対応をいただき、ありがとうございました。
何から始めたらよいか全くわからず、一言で認知症と言って周りからはすぐの売却は無理ですね、ということを言われていたので半分あきらめていました。
しかし状況を迅速に確認していただき、その後の管理やご近所に心配をかける事もなくなり、ほっとしています。
ありがとうございました。

スタッフのコメント

この度は弊社の買取りをご利用いただきありがとうございました。
売却には所有者の意思確認が必須の事項になります。
お父様の施設に司法書士が伺い、ご本人確認から意思確認をしたわけですが、お父様もお体の状況からもご自宅に戻ることはないという事をご理解され、そしてご自身がいなくなった際にも住むことがない土地建物を心配されていたという事を初めて知ることとなりました。
築年数は経っていますが、買取後は家を残す方向で改修を行い、家にお住まい頂くお客様にご紹介を進めていく予定になります。

【Y様】父が生きているうちに売却したほうが良いですか。

本店 増渕 幹詞

お客様の資産を預かる身としてやるべきことをしっかりやって行き、 地元の街で継続して、一定水準以上のサービスをご提供する努力を行って行きます。