不動産売却のコツ

マンション売却は内覧なしでも可能?成功のポイント

こんにちは。栃木県・地域専門の不動産売買専門店「イエステーション」の土屋です。

 

マンションの売却を検討されている方の中には、「内覧対応の準備が大変そう」「できれば内覧なしで売れないだろうか」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

内覧に向けた清掃や整理整頓、スケジュール調整など、販売活動と並行して行う内覧対応は、売り主にとって大きな負担になることもあります。

 

特に、お仕事が忙しい方や、見知らぬ人を家に迎えることに抵抗がある方にとっては、内覧対応に不安を感じることもあるでしょう。

 

今回は、「マンション売却は内覧なしでも可能か?」という疑問にお答えします。

内覧なしでマンション売却を進める方法や、成功させるコツもご紹介。

注意点についても解説しますので、あわせてご確認ください。

内覧

 

 

マンション売却は内覧なしでも可能?

マンションの売却において、内覧は購入希望者の重要な判断材料となります。

 

しかし、マンションに住みながら販売活動をする場合、内覧のたびに日程調整や事前準備が必要になるなど、売り主の負担は決して小さくないでしょう。

 

実は、マンションは内覧なしでも売却することが可能です。

 

一般的には内覧を実施したほうがスムーズな売却につながることが多いですが、内覧なしでの売却にはこんなメリットもあります。

 

  • 内覧の日程調整や掃除などの事前準備が不要になる
  • 急な内覧の依頼に対応する必要がない
  • 見知らぬ人を自宅に迎える必要がない

 

内覧対応による時間的・精神的な負担を軽減できるため、特に住みながら売却を進める方にとって、大きなメリットといえるでしょう。

 

 

内覧なしでマンション売却を進める方法とポイント

内覧なしでマンション売却を進めるには、主に2つの方法があります。

それぞれの特徴やポイントについて、詳しく解説していきましょう。

 

方法1|「Web内覧」を活用する

1つ目の方法は、Web内覧の活用です。

 

Web内覧とは、購入希望者が実際に物件を訪れなくても、インターネットを通じて室内の様子を確認できるサービスです。

主に以下の2つの方法があり、購入希望者に向けて物件の様子や部屋の雰囲気をわかりやすく伝えることが重要となります。

 

①ビデオ通話を利用したライブ内覧

売り主または不動産担当者がビデオ通話アプリを使い、購入希望者にリアルタイムで室内の様子を配信し、案内する形式になります。

 

購入希望者と直接コミュニケーションが取れるため、気になる場所をオンライン上で確認しながら進められるメリットがあります。

 

②動画内覧(動画ツアー)

室内の様子を事前に撮影し、動画共有サイトに投稿することで、購入希望者がいつでも内覧体験ができます。

 

部屋の雰囲気や昼間と夜間の雰囲気など、複数のシーンを撮影することで、より具体的なイメージを伝えられるでしょう。

 

方法2|不動産買取を利用する

2つ目の方法としては、不動産買取の利用が挙げられます。

不動産買取とは、不動産会社に直接マンションを買い取ってもらう方法です。

 

一般的には、以下のような流れで進みます。

  1. 不動産会社に相談をする
  2. 査定を依頼し、マンションの価値を測ってもらう
  3. 買取価格の交渉を行う
  4. 売買契約を結ぶ
  5. 売却代金の決済、物件の引き渡しを行う

 

買い主が不動産会社となるため、一般購入者向けの内覧は不要です。

 

買取査定のための訪問は1回程度で済むため、売り主の負担を大幅に減らすことができます。

 

また、引き渡しまでのスケジュールも調整がしやすく、住み替え先を探す時間や引越しの準備期間も確保しやすいところもポイント。

 

ただし、不動産買取の場合は、買取後に修理・修繕を行うことが多く、売却価格は一般的な仲介価格相場に比べて低くなる傾向があります。

 

仲介と買取の特徴や違いについては、「不動産売却の仲介と買取の違いを解説!メリット・デメリットもご紹介」で詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。

 

 

内覧なしでマンション売却を成功させるコツ

契約書

内覧なしでのマンション売却を成功させるには、以下のポイントを押さえることが大切です。

  • 写真や動画は充実させる
  • 物件情報は細かく丁寧に伝える
  • 信頼できる不動産会社を選ぶ

 

それぞれのポイントについて、解説していきましょう。

 

1. 写真や動画を充実させる

マンションの魅力が伝わる写真や動画を、できるだけ多く用意することが大切です。

 

清潔感や開放感、明るさが感じられる画像(動画)を心がけることで、購入希望者が新生活のイメージを描きやすいでしょう。

 

2. 物件情報は細かく丁寧に伝える

間取りや設備の情報だけでなく、収納の大きさ、コンセントの位置、日当たりなど、通常の内覧で確認できる情報もできるだけ記載します。

 

購入希望者の不安を減らすためにも、細かな情報まで丁寧に伝えることが、購入決定への後押しとなります。

 

3. 信頼できる不動産会社を選ぶ

内覧なしでのマンション売却を成功させるためには、信頼できる不動産会社を選ぶことが重要です。

 

実際に物件を内覧できない分、購入希望者が気になるポイントを先回りして察知し、配慮できる提案力や、豊富な販売経験を持つ不動産会社をおすすめします。

 

また、所在するエリアの知識に詳しく、Web内覧などの設備が整った不動産会社を選ぶことで、スムーズな売却につながるでしょう。

 

 

内覧なしでマンション売却をする際の注意点

内覧なしでマンションを売却する場合、以下の注意点があります。

  • 購入希望者が見つかりにくい可能性がある
  • 売却価格が相場より下がるおそれがある
  • 売却までに時間がかかる場合がある

 

それぞれ詳しく解説していきますので、内覧なしでのマンション売却を行うかどうか、慎重に検討されることをおすすめします。

 

注意点1|購入希望者が見つかりにくい可能性がある

マンションの購入希望者の多くは、実際に物件を見て「日当たりは良いか」「設備の状態は問題ないか」「においや水回りの汚れは気にならないか」などを確認したいと考えます。

 

例えば、写真では気付かない「排水のにおい」や「窓の開閉のしづらさ」といった、実際に見て体験してみないとわからない部分を気にする方は多いです。

 

そのため、内覧ができない物件は、購入候補から外されやすい傾向にあります。

 

注意点2|売却価格が相場より下がるおそれがある

内覧なしの物件は、購入希望者にとって「実物を確認できない分リスクが高い」と判断されることが多いです。

 

例えば、同じような条件の物件が2つあった場合、内覧可能な物件と内覧なしの物件では多くの方が内覧可能な物件を選ぶでしょう。

 

そのため、内覧なしで購入希望者に検討してもらうためには、相場よりも価格を下げる必要が出てくる場合があります。

 

注意点3|売却までに時間がかかる場合がある

内覧なしの物件は、内覧可能な物件に比べて購入を検討する方が少なくなる分、売却までに時間がかかる可能性があります。

 

特に、以下のような物件で内覧を受け付けられない場合は、売却までの期間が長引く傾向があるので、注意が必要です。

  • 築年数が古い物件
  • 相場通りの価格で売り出している場合
  • 立地条件があまり良くない場合
  • 大規模修繕や設備の更新が必要な場合

 

このような注意点があるため、実は内覧に対応した方が売却までスムーズに進むことが多いです。

早期売却をお考えの方は内覧の対応や、一般購入者向けの内覧が不要となる不動産買取の選択肢も視野に入れておくと良いでしょう。

 

 

マンション売却は内覧なしでも可能!ただし慎重に判断を

マンションの売却は内覧なしでも可能です。

Web内覧や不動産会社による買取を活用すれば、売主の時間的・精神的負担を軽減しながら売却できる可能性があります。

 

内覧を行わない場合は、写真や動画を充実させ、物件情報を細かく丁寧に伝えることが重要です。

 

また、高い提案力と豊富な販売経験を持つ不動産会社を選ぶことも成功のカギとなります。

 

内覧なしでのマンション売却は、対応の手間が省けるというメリットがある一方で、買い手の見つかりにくさや価格低下の心配もあるため、内覧の有無は状況に応じて慎重に判断することが大切です。

 

内覧に対応したほうが売却活動がスムーズに進むことも多いため、早期売却を希望する場合は内覧の対応や不動産買取も検討してみてくださいね。

 

栃木県で不動産の売却を検討している方は、栃木県・地域専門の不動産売買専門店「イエステーション」に、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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