空き家のこと

実家売却が寂しい!後悔しないために知るべき現実

こんにちは!栃木県・地域専門の不動産売買専門店「イエステーション」の土屋です。

 

「売った方がいいのはわかってる。でも、なんか寂しくて…」

実家の売却を検討されている方のなかには、そんな気持ちを抱えている方も多いのではないでしょうか。

 

その感情はおかしくありません。ただ、感情だけで判断すると、後から「あのときもっと早く動けばよかった」と後悔するケースもあるのが現実です。

 

このコラムでは、実家売却の「寂しさ」の正体を整理しながら、後悔しないために知っておきたい現実をお伝えします。

売却を決めた方が実際にやっておいてよかったことも紹介していますので、ぜひあわせてご参考にしてください。

家族と家

 

 

なぜ実家を売るのは寂しいのか

実家への愛着は、建物そのものへの愛着ではなく、そこに積み重なった記憶への愛着です。

だから売却という言葉が頭に浮かんだとき、簡単に決断できないのは当然のことです。

 

思い出が染み込んだ場所だから

幼い頃に走り回った廊下、家族で囲んだ食卓、親の声が聞こえてきそうな台所。

そういった記憶が、家のあちこちに残っています。

 

物件としての価値とは別に、「自分の歴史が詰まった場所」としての重みがあります。

それが、売却をためらわせる一番の理由かもしれません。

 

家を手放すと、帰る場所がなくなる気がする

親が亡くなったあとも、実家がある限り「帰る場所」がある気がする、という声をよく耳にします。

実家があることで、地元との縁がつながっている部分もあるからです。

 

幼なじみに会う理由、墓参りのついでに立ち寄る場所。

那須の風景や空気と、自分とをつなぐ拠点のような存在でもあります。

 

売却すると、地元に戻る「きっかけ」が減るかもしれない。

そう感じることが、売り出しをためらわせる一因になっていることがあります。

 

「ひとつの歴史が終わる」ように感じる

親が建て、家族が暮らし、自分も育った場所。

その家が他の誰かのものになることで、「家族の時代が終わった」と実感する方もいます。

 

これは感傷的な話ではなく、多くの方が経験する、ごく普通の感情です。

売ることが正しいかどうかとは別に、そう感じること自体はおかしくありません。

 

 

「寂しいから売らない」は本当に正しい選択か

感情を否定するつもりはまったくありません。ただ、「売らない」という選択にも現実的なリスクが伴います。

感情と切り離して、一度だけ冷静に考えてみてください。

 

空き家は「置いておくだけ」では済まない

人が住まなくなった建物は、思いのほか早く傷みます。

換気されない室内では湿気がこもり、カビや腐食が進みやすくなります。

 

栃木県、とくに那須塩原・日光・鹿沼といった内陸部は、冬の寒暖差が大きい地域です。
気温が氷点下を下回る日が続く那須エリアでは、凍結による水道管の破裂も珍しくありません。

 

積雪による屋根や基礎へのダメージも、毎年少しずつ積み重なります。
「とりあえず置いておこう」という期間が長くなるほど、建物の状態は悪化しやすくなります。

 

空き家の劣化については下記のコラムで詳しく解説しています。

​​空き家の劣化スピードが早いのはなぜ?理由や劣化を防ぐ方法とは

 

固定資産税は住んでいなくても続く

固定資産税とは、土地や建物を所有しているだけで毎年かかる税金のことです。

使っていない、訪れていない、そういった事情は関係なく、保有しているかぎり納税義務は続きます。

 

「いつか使うかもしれない」と思いながら、毎年税金だけが出ていく状況になりがちです。

 

特定空き家に指定されるリスク

空き家をそのまま放置していると、行政から「特定空き家」に指定される場合があります。
特定空き家とは、倒壊の危険や衛生上の問題があると判断された建物のことです。

 

指定されると、行政から改善の指導・勧告・命令が行われることがあります。

勧告を受けた場合は、固定資産税の「住宅用地の特例」が外れ、税負担が大幅に増えるケースもあります。

 

「特定空き家」や「管理不全空き家」について詳しくは、下記のコラムで解説していますので、ぜひあわせてご参照ください。

特定空き家とは?指定されるケースや罰則をチェック!

特定空き家と管理不全空き家の違いとは?近年の空き家の現状も確認

 

空き巣・不法侵入のリスクも高まる

人の出入りがない空き家は、外から見て「管理されていない家」と判断されやすくなります。そうした物件は、空き巣や不法侵入、粗大ごみの不法投棄などの被害に遭うリスクが高まることが知られています。

 

さらに注意したいのが火災です。
放火や設備の劣化による出火が起きても、無人の状態では発見が遅れ、大きな被害に発展してしまうことも。

 

「住んでいないから関係ない」わけではありません。
万が一、近隣へ被害が及んだ場合、所有者として責任を問われる可能性があります。

 

空き家が不法侵入された場合のトラブルについては、こちらのコラムでも詳しくご紹介しています。

空き家が不法侵入された場合のトラブルとは? 防ぐための対策も紹介

 

近隣への影響も見過ごせない

老朽化が進むと、外壁や屋根の一部が落下する危険性が出てきます。

また、雑草が伸び放題になれば、近隣の方に迷惑をかけることもあります。

 

遠方に住んでいるとこうした状況を把握しにくいのも現実です。

気づいたときには近隣トラブルに発展していた、というケースも少なくありません。

 

 

後悔しない人がやっている3つの準備

実家の売却を後悔なく進めた人には、共通した準備があります。

気持ちの整理と、現実的な情報収集を同時に進めていることです。

 

①思い出を写真・動画で記録する

売却前にやっておいてよかったこととして、多くの人が口にするのが「記録を残すこと」です。
家そのものはなくなっても、記録は手元に残ります。

 

撮影しておくと後悔しにくいものとして、以下のようなものが挙げられます。

  • 各部屋の様子
  • 庭や外観
  • 家族が集まった場所(居間・縁側など)
  • 表札や玄関まわり
  • 思い入れのある細部(壁の傷、柱の落書きなど)

 

スマートフォンで十分です。
動画で一部屋ずつ撮影しておくと、後から見返しやすくなります。

 

記録を残しておくと、「手放した」ではなく「ちゃんと見送った」という感覚に近くなることが多いです。

売却後の後悔を和らげる方法として、多くの方が実践しています。

 

②家族で話し合う

実家の売却は、一人で決めるには重たい問題です。
兄弟姉妹がいる場合、後から「聞いていなかった」という摩擦が起きやすくなります。

 

話し合いのタイミングは「売却を決めてから」ではなく、「検討し始めたとき」が理想的です。
早めに共有することで、全員が同じ情報をもとに判断できます。

 

話し合いで確認しておきたい主な点は、以下のとおりです。

  • 売却に対する賛否の意見
  • 荷物・家財の扱い(誰が何を引き取るか)
  • 片付けの費用や手間の分担
  • 売却後の資金の使い道(相続が絡む場合)

 

家族間で方針を共有しておくと、手続きがスムーズに進みやすくなります。

とくに相続が絡む場合は、売却の手続きと重なることがあるため早めに家族で話し合っておくと後々の混乱を防ぎやすくなります。

 

③今の資産価値を知る

「古い家だから、査定に出すほどの価値はないだろう」と思っている方は多いです。
しかし、資産価値は見た目だけでは判断できません。

 

土地の価値・立地・道路との接し方・周辺の売買事例など、さまざまな要素が価格に影響します。
築年数が古くても、条件によっては想定以上の評価になることがあります。

 

後回しにするほど空き家の劣化は進み、将来的な負担も増えてしまいます。

気持ちの整理がついていなくても、まず現状を把握しておくことが後悔しない選択への第一歩になるでしょう。

 

 

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イエステーションでは、栃木全域の不動産を対象に、他社で断られた物件も含めて査定・買取のご相談を承っています。

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仲介売却・買取のいずれにも対応しており、状況に応じた現実的な方法をご提案しています。

 

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まとめ

実家を売却するとき、寂しいと感じるのはごく自然なことです。
その気持ちを無理に抑える必要はありません。

 

ただ、感情と現実は切り離して考えることも大切です。
放置を続けると、建物の劣化・税負担・空き巣被害・近隣への影響といったリスクが生じることがあります。

 

「売却・活用・相続」どの方向に進むにしても、早めに動くほど選択肢は広がります。「いつか決めよう」と先送りにせず、まずは現状を把握することが重要でしょう。

 

栃木県で実家・空き家の売却を検討している方は、栃木県・地域専門の不動産売買専門店「イエステーション」に、ぜひご相談ください。

 

実家売却が寂しい!後悔しないために知るべき現実

宇都宮店 土屋 清

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