空き家のこと

空き家が不法侵入された場合のトラブルとは? 防ぐための対策も紹介

こんにちは! 栃木県・地域専門の不動産売買専門店「イエステーション」の小川です。

 

きちんと管理されず、放置されている空き家は不審者の不法侵入のリスクがあります。

使っていない空き家だからといって、不法侵入を許してしまうとさまざまなトラブルのもとに。

 

今回は、空き家の不法侵入リスクとそれによって起こるトラブルについて解説!

空き家への不法侵入を防ぐためにできることや、空き家を手放す方法についてもお伝えします。

空き家

 

 

空き家が不法侵入されやすい理由は?

「ボロボロの古い家で、住むつもりはない」「空き家を相続したけど遠方に住んでいて管理ができない」

そんな理由から、空き家の適切な管理をせずに放置していませんか?

 

長い間、人が出入りした気配のない空き家は、不法侵入のターゲットにされやすいです。

持ち主が空き家の様子を見に来ることがなければ、空き家に勝手に入りこんで居座る側も見つかる恐れがないからです。

 

外壁や屋根がボロボロのまま修理されていない、窓ガラスが割れている、郵便受けにチラシが溜まっている、家の周りにゴミが溜まっている、庭の雑草が伸び放題になっている……。

 

こんな状態の空き家は、「持ち主が空き家を放置しているから、見に来ることはないだろう」と思われてしまいます。

 

 

空き家が不法侵入された場合、どんなトラブルが起こる?

住んでいない空き家だから、盗まれるような貴重品がないからといって、不法侵入を許してはいけません!

 

不審者が空き家に不法侵入すると、こんなトラブルが起こってしまう可能性があります。

  • 不審者に住みつかれる
  • 家具などを持っていかれる
  • 粗大ごみを不法投棄される
  • 振り込め詐欺の拠点など犯罪に使われる
  • ゴミを放置されて悪臭や虫害の原因になる
  • タバコの不始末から火事が起こる
  • 不審者と鉢合わせする危険がある

管理の行き届いていない空き家は、生活困窮者が住みついてしまったり、詐欺の拠点やネット通販で不正購入した商品の受け取り場所にされてしまったりなど、犯罪に使われてしまうことも。

 

生活ゴミなどを放置されて悪臭や虫などが発生するとご近所の方に迷惑をかけてしまいますし、不審者が出入りするのは防犯や治安の悪化、火事のリスクなどにもつながります。

 

たまに様子を見に行ったところ不審者と鉢合わせてしまった! なんてことがあれば命の危険も。

 

もし空き家に引っ越して住もうと思っても、不審者が出入りしていた、住みついていたと思ったら、気持ちの良いものではありませんよね。

「いわくつきの家」としてウワサになってしまったら、売却の際にも苦労するかもしれません。

 

 

空き家への不法侵入を防ぐための対策

空き家への不法侵入を防ぐには空き家を適切に管理し、「人の目や手が行き届いている」と思わせることが大切です。

 

定期的に空き家に足を運んで、清掃や修繕、室内の空気の入れ替えをしましょう。

 

外壁や屋根、窓ガラスなどで壊れている部分があれば修理をし、庭の雑草を刈って周辺のゴミを拾うなど。

郵便ポストはテープなどでふさいで、チラシを入れられないようにしておきましょう。

 

近所の方へあいさつをして顔見知りになっておけば、見慣れない不審者がうろついたときにも気づいてもらえます。

 

空き家が遠方にあったり忙しくてなかなか足を運べなかったりする方は、民間の管理サービスを利用するのもおすすめです。

不動産管理の業者が、持ち主に代わって定期的に空き家に足を運び、見回りや清掃などの管理を行ってくれます。

 

費用は会社やサービス内容などによっても異なりますが、月額4,000~10,000円程度が目安でしょう。

 

 

空き家を手放す方法は?売却もおすすめ!

家を手放す

住む予定のない空き家を管理し続けるのは大変なもの。

仕事が忙しい方や、空き家が遠方にある場合などはなおさらです。

 

家や土地は所有しているだけで固定資産税もかかってしまいます。

今後も住んだり活用したりする予定が内容なら、思い切って早いうちに手放すことも検討しましょう。

 

最近は中古住宅を購入して、自分好みにリノベーションするという需要も増えています。

 

空き家が古くて売却しにくい場合は、「古家付き土地」として家の価値はゼロとして売ったり、空き家を解体して更地として売ったりする方法もあります。

 

更地での売却は建物の解体費用がかかりますが、購入した人は建物解体の手間がなくすぐに土地を活用できるので、売れやすいというメリットもあります。

解体費用については「実家の空き家の解体費用はどのくらいになる?抑えるコツや補助金も知ろう」でも詳しくお話ししておりますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

 

また、購入希望者がなかなか見つからない場合は、不動産会社に直接買い取ってもらう「不動産買取」という方法も。

売却価格は一般的な市場価格よりも下がりますが、購入希望者を探さなくて良いことがメリットです。

不動産会社と売却価格の折り合いが付けば、空き家をすぐに手放すことができますよ。

 

 

空き家への不法侵入はトラブルのもと!適切な管理をして防ごう

長期間、人が出入りした気配のない空き家は、不法侵入のターゲットになりやすいです。

 

不審者が侵入して住みついてしまったり、犯罪に使われたり、ゴミを放置されたりするリスクが。

万が一、タバコの不始末から火事が発生! 空き家を見に行ったところ不審者と鉢合わせ! なんてことが起こると大変危険です。

 

使う予定がない空き家だったとしても定期的に足を運び、清掃や修繕、見回りなどを行いましょう。

適切な管理を行って「持ち主の目や手がしっかり行き届いている」と思われれば、不法侵入のリスクを下げることができますよ。

 

今後も活用予定がない、管理が大変という方は、空き家の売却もぜひ検討を。

思い切って早いうちに手放すことで、管理にかかる手間や費用を削減することができます。

 

栃木県で不動産の売却を検討している方は、栃木県・地域専門の不動産売買専門店「イエステーション」にぜひご相談ください。

お客様の不動産売却をできるだけ良い条件で査定・売却できるよう正しい姿勢で対応いたします!

空き家が不法侵入された場合のトラブルとは? 防ぐための対策も紹介

鹿沼店 小川 幸子

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